地理歴史研究部 夏合宿(滋賀県方面)
2024.08.24
地理歴史研究部が行った夏合宿について、部員執筆の報告を投稿します。
ご報告が遅れましたが、地理歴史研究部では、8月5日(月)から8月7日(水)に2泊3日で滋賀県の彦根・近江八幡・安土方面への合宿を行いました。
コロナ禍がようやく落ち着いたことにより、高校1年生を中心に生徒主体で計画・準備し、先生方のご協力もあって、実施にこぎつけることができました。
全行程を通して山城(山に築かれた城)を登る機会が多かったことと、夏の酷暑とが相まって、当初は部員の体力が心配されましたが、参加した部員全員(高校生10名、中学生13名)、1人も脱落せず無事に合宿を終えることができました。
以下、写真とともに行程を簡単に紹介させていただきます。
1日目に訪れたのは、石田三成の居城である佐和山城と、井伊氏の菩提寺である龍潭寺と清涼寺、それから六角氏の居城として知られる観音寺城でした。
特に観音寺城では、うだるような暑さの中、傾斜のきつい石段を長時間登ったことで部員の足は限界に達しましたが、登った先で望んだ景色はとても印象的でした。
2日目に向かった先は、それぞれ織田信長、羽柴秀次の居城として有名な、安土城と八幡山城。
八幡山城の付近には、歴史的な街並みとともに残された「八幡堀」というお堀があるのですが、ここを小舟で遊覧する観光サービスがあり、私たちも体験させていただきました。
3日目は、井伊氏の拠点として築かれた彦根城と、羽柴秀吉の出世城といわれる長浜城に向かいました。
彦根城の天守は現在改装工事中だそうですが、私たちが訪れたときは一時的に公開していたため、運よく内部まで見て回ることができました。
改めて、今回の合宿は全ての部員にとってはじめての合宿経験となりました。不慣れな部分もあったかと思いますが、無事に合宿を終えることができてよかったと思います。
お忙しい中、引率に来ていただいた先生方には感謝申し上げます。
より詳細な合宿の行程については、9月14日(土)、9月15日(日)に開催の文化祭にて展示を行う予定ですので、興味のある方は是非お越しください。